なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

ニュース

「めいだい」教授の妻が息子に・・・

ヨメさんから、「めいだい」教授の家で事件があったという話を聞きました。そういえば、前に、立教大学の民訴法の著名な教授が、息子に殺害されるという事件があったなぁ、と思いつつ、その教授は何学部だったのか聞きました。 すると「医学部」だという答え…

受刑者が盲導犬育成へ 子犬と24時間生活

今年10月に開所する民間資産を活用した刑務所の「島根あさひ社会復帰促進センター」(島根県浜田市)が、受刑者への矯正プログラムとして盲導犬の育成を導入する。受刑者が子犬と24時間生活を共にするという刑務所では初の取り組み。受刑者に動物をいた…

 司法修習生のブログのどこが問題か

長崎地裁などで司法修習中の20代の男性が、インターネット上の自身のブログに、検察の実務修習で体験した容疑者の取り調べや司法解剖の内容などについて書き込みを続けていたことが19日、分かった。同地裁は「修習生としてふさわしくない行為があった」…

 「執行された方」の意味は?

「苦しんだ揚げ句に死刑を執行した。彼らは『死に神』に連れて行かれたのか」。鳩山邦夫法相は20日の閣議後会見で、13人の死刑執行を命令したことを朝日新聞が「死に神」と表現したことに対し「軽率な文章には心から抗議したい」と怒りをあらわにした。 …

 安易な破棄差し戻しは裁判員制度に悪影響を及ぼさないか

指定暴力団共政会会長守屋輯もりや・あつむ被告(65)=保釈、入院中=による恐喝事件に絡み、被害者の男性に守屋被告の関与を供述しないよう迫ったとして証人威迫の罪に問われた広島弁護士会所属の弁護士関元隆せきもと・たかし被告(68)の控訴審判決で、…

 ストーカー裁判官の犯罪と裁判員裁判

女性の携帯電話にメールを送りつけてストーカー行為をしたとして、山梨県警は21日、宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区千石3丁目=をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。 生活安全企画課の調べでは、下山判事は今年2月19日から…

再犯知的障害者の更生(毎日新聞)

おにぎり一つを盗んで刑務所への出入りを繰り返す。そんな知的障害者の更生問題が顕在化している。再犯の背景として出所後の貧弱な生活支援が指摘され、厚生労働省の研究班がサポートのあり方などについて検討中だ。これまでの調査から、触法障害者が司法と…

 カオリンの有罪に異議あり

本論に入る前に、ほんの数日前にあった別件の裁判の最高裁判決に関する記事を読んでください。 精神鑑定で統合失調症による心神喪失と鑑定された傷害致死事件の被告の刑事責任能力が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は二十五…

やはり死刑判決

山口県光市で1999年4月、会社員本村洋さん(32)の妻弥生さん(当時23歳)と長女夕夏(ゆうか)ちゃん(同11か月)が殺害された事件で、殺人、強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた元会社員(27)(犯行時18歳)の差し戻し控訴審判決が22日…

 徳島刑務所事件の背景を刑事事件でも明らかにすべき

徳島刑務所の受刑者が刑務官にけがを負わせた昨年十一月の集団暴行事件で、公務執行妨害と傷害罪に問われた受刑者十七被告のうち二被告の初公判が十一日、徳島地裁(畑山靖裁判官)であった。検察側は、刑務所の医務課長(42)への不満を他の受刑者にも増…

刑務所もひどいが入管もひどいね

法務省の西日本入国管理センター(大阪府茨木市、収容者数約100人)で3月19日、収容中の外国人が歯痛の治療を求めて抗議のハンガーストライキを呼びかけたのをきっかけに、入国警備官らと収容者の計数十人がもみ合いになる騒動が起きていたことがわか…

 秋田2児殺人事件の判決は妥当

秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、畠山鈴香被告(35)に無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した秋田地裁公判は09年春スタートの裁判員制度をにらんで迅速に進んだ。一方で、公判に空白がないよう審理と並行した精神鑑定の重要部分が判決で採用されず、量…

 徳島刑務所暴動事件で16人を起訴

徳島刑務所の受刑者が刑務官にけがを負わせた集団暴行事件で、徳島地検は二十九日、公務執行妨害と傷害罪で、徳島刑務所が書類送検した男性受刑者二十五人のうち櫻井弘士(ひろひと)容疑者(44)=同容疑で逮捕、処分保留=ら十六人を徳島地裁に起訴、残…

 ネット上の名誉棄損に新判断 東京地裁で無罪判決

インターネット上の書き込みが刑法の名誉棄損罪に当たるかどうかをめぐり、東京地裁は29日にあった判決で「ネットならではの基準で見極めるべきだ」とする判断を示した。波床(はとこ)昌則裁判長は会社員の男性(36)の公判で「男性はネット利用者とし…

 裁判員制度:被告に無罪判決 制度危惧の声も−−模擬裁判終了 /新潟

新潟地裁で3日間の日程で行われた法曹三者主催の「第6回模擬裁判」が20日、終了した。被告の責任能力が問われた殺人事件の裁判で、裁判員らは被告男性が犯行時心神喪失だったとして、無罪判決を下した。判決後、参加した模擬裁判員らが会見した。 模擬裁…

 刑務所における医療の水準はどうあるべきか

山形刑務所の健康診断で医務官が肺がんの兆候を見落としたとして、同刑務所に強盗致傷の罪などで服役していた仙台市の男性(55)=治療のため刑の執行停止、釈放=が国に対し、約7400万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は13日、国が男性に4200万円を支払う…

 プリンスホテルへの宿泊をやめよう

日教組の教育研究全国集会の全体集会が、会場となっていたグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)の一方的な契約破棄で中止に追い込まれた問題で、プリンスホテルは5日付で報道各社に文書を郵送し「右翼団体からの圧力は一切なく、右翼団体を恐れて解…

書記官の犯罪を裁判官が裁くのか?

自己破産の手続きをめぐり、申立人から現金を受け取ったとして、広島県警捜査二課と広島東署は三十日、収賄容疑で広島地裁事務官藤岡貴久ふじおか・たかひさ容疑者(37)=広島市南区丹那町=を逮捕した。同日夜に広島地裁や地裁福山支部を家宅捜索する。 藤…

 遅刻が怖い

長野県のJR篠ノ井線で、長野地検松本支部管内の40代の男性副検事が、特急しなの9号(大阪発長野行き)で松本駅を乗り過ごし、「裁判に間に合わない。電車を止めてほしい」と申し出て、通過駅で特急を緊急停車させていたことが28日分かった。JR東日…

 医務室の様子を可視化して第三者に検証させるべき

徳島刑務所(徳島市入田町大久、荒島喜宣所長)で阿南市内の男性収容者が死亡した問題で、刑務所は男性が心臓手術を受けて薬を服用していたことを確認していたにもかかわらず、徳島新聞社の取材に対し「既往歴や薬の服用は知らない」と、事実と異なる回答を…

松岡医師こそ「厳重に調べる必要がある」のでは?

徳島刑務所(荒島喜宣所長、徳島市)で昨年11月、受刑者らが暴れ刑務官5人が負傷した騒ぎで、徳島地検は25日、受刑者の元暴力団組員、桜井弘士容疑者(44)を公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕した。23日に他の受刑者24人とともに書類送検されてい…

まだ最高裁がある・・

刑務所職員による暴行を調査するために弁護士が求めた受刑者との接見を拒否した広島刑務所の処分の是非が問われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は22日、原告の広島弁護士会、被告の国双方の意見を聞く弁論期日を3月18日に指定し…

 ビックカメラが広島出店!

家電量販店7位のベスト電器は1月16日、広島本店(広島市)を資本・業務提携した5位のビックカメラ店舗に転換すると発表した。同店は同社最大の店舗ながら、2位のエディオン傘下のデオデオ、最大手ヤマダ電機との競争で不振に陥っており、ビックのノウハウを…

 地元の刑務所でも自殺事故が

広島刑務所(広島市中区)は13日、40代の男性受刑者が刑務所内で首つり自殺を図り、死亡したと発表した。 同刑務所によると、同日午前10時55分ごろ、男性受刑者が単独室のベッドの鉄製手すりにズボンを結び首をつっているのを、巡回中の職員が見つけ…

 徳島刑務所暴動事件は、受刑者の逮捕で次のステージへ

徳島刑務所(徳島市、荒島喜宣所長)で昨年11月、作業中の受刑者が刑務官に暴行、けがを負わせた問題で、同刑務所は9日、傷害と公務執行妨害容疑で、30歳代の男性受刑者を書類送検した。暴行にかかわった他の受刑者についても、今後書類送検する方針。 同刑…

 社会奉仕命令の導入の条件

政府は、裁判の判決で懲役刑などの執行を猶予する条件として、公園の清掃や落書きの消去などを無報酬で行うことを命じる「社会奉仕命令」を導入する方針を固めた。 実刑と執行猶予では大きな差があり、中間的な処遇が必要と判断した。新たな選択肢が加わるこ…

 検察事務官の犯罪は不起訴&戒告で幕引きへ

広島地検は18日、広島市内の路面電車内で乗客を殴ったとして暴行容疑で逮捕された広島高検の池信之事務官(37)=同市佐伯区=を起訴猶予処分とした。また、高検は同日付で戒告の懲戒処分とした、と発表した。 地検などによると、池事務官は先月6日夜、…

 岐阜刑務所でも暴力団員と癒着

岐阜刑務所(岐阜市則松)の刑務官が受刑者の便宜を図る見返りに現金を受け取ったとして、岐阜地検は11日までに、収賄の疑いで同刑務所の看守江畑哲朗容疑者(27)=岐阜市=、贈賄の疑いで同刑務所受刑者の廣辻秋夫容疑者(60)、渡邉裕幸容疑者(3…

 法律を守らない刑務所とお役人の立場

神戸刑務所(明石市)が業務委託契約を結んだ請負会社の従業員に直接、指示・命令する偽装請負をしていたとして、兵庫労働局が是正指導していたことが十日、分かった。二〇〇六年度の委託契約書で、偽装請負を容認する表現があったことも明らかになっており…

 視察委員会の役割

徳島刑務所視察委員会(委員長=松原健士郎弁護士)は5日、受刑者から医療面への不満が相次いでいるとし、改善を求める意見書を同刑務所に送付したことを明らかにした。同刑務所では11月中旬、受刑者二十数人が暴れ、刑務官5人が負傷する騒動があった。…