Mac用のGTDアプリ「Things」はいい!
The all-new Things. Your to-do list for Mac & iOS
この日記でも何度か「GTD」という概念について触れてきました。ものすごくアバウトに言うと、アメリカ流の「仕事をうまくさばくコツ」みたいなものです。気になることは全部書き留めて記録しておき、それらを適当なときに適当なタイミングで処理していくワークフローのようなものを構築していく、というものです。
それはともかく、「気になることを全部記録する」というと、PDAでやってしまおうという考えをモバイラーなら抱いてしまいます。palmのtodoアプリでやろうとしたこともありましたが、今ではmacのソフトでそれを実践しています。macにはこの手のGTDアプリがなぜかとても充実していて、こうしたGTDアプリを使うだけのために、windowsからスイッチする人が多いと言われています(たとえば、「This is For Everyone」あたりを参照)。
さて、そんなmac用GTDアプリの中で、最近、気に入って使っているのが「Things」というソフト。これまで使ってきたOmin Focusと比べると、タグによる管理がスムーズにでき、ユーザーインターフェイスも簡素で秀逸。
日本語IMEとの組合わせがやや難(変換文字をリターンで確定させようとすると入力画面が閉じられてしまう)ですが、それ以外は、日本語環境でも問題はなさそうです。たくさんのnext action(次の行動)から、今日やるものだけにスターをつけて簡単に抽出できるなど、GTDのシステムをうまく使いこなす工夫も随所にあります。
今はまだ、2台のmacで同期をとることができず、USBメモリにいれてデータを持ち運ぶなど、スマートさに欠るところもありますが、将来はiPod Touchなどとも連携がとれるようになる(予定)など、将来性にも期待が高まるところです。
しばらくThingsを使い込んでいこうかと思います。