なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

未来ノート

「未来ノート」で道は開ける!

「未来ノート」で道は開ける!

 amazonの読者レビューでは酷評されていますが、それほど悪い本ではないと思いました。
 ただ装丁が悪いです。いかにもチープでまがいものっぽい表紙。もうちょっとシックにできなかったもんでしょうか?
 それはともかく、ユーザーレビューで酷評されているのは、この本の後半がほとんど自伝っぽくなっているから。会社勤めから転職、独立、その後の海外進出など、いわば成功の道のりが書かれているので、どうしても自慢話みたいになってしまいます。「未来ノート」というノートの話のはずなのに、そうした成功譚を延々と聞かされるのはちょっと萎えるところがあります。もう少し、未来ノートの話とリンクさせて、ノートをどのように記録して活かしてきたのか、そのあたりのノウハウに結びつけて話してほしかったところではあります。
 とはいえ、前半部分では、具体的なノートの写真も入れながら、きちんとノートの作り方が説明してあります。後半部分のページをもうちょっと削って、ノートに特化してくれていれば、わかりやすかったと思うし、実際に試してみることもできたかもしれない。
 要するに、「未来ノート」というのは、毎日のスケジュールやtodo、考えなければいけない課題などをとにかく書いておき、日々、そのノートを参照しながら仕事をしていくというものです。とくに、todoに関しては、毎日50個くらいの細かいタスクを書き込んでいるようで、その熱心さには頭が下がります。著者は、B5のキャンパスノート1冊から気軽に始めることを提唱しています。たまたま無印のノートで使っていないのがあったので、これでちょっと真似をしてみようかと思います。