一方通行でポメラを使う

　ポメラにはUSBコネクタやマイクロＳＤカードのスロットがついていて、テキストファイルの形式でPCとのやりとりが可能です。PCで編集したファイルを持ち出してポメラで編集したり、その逆もできるわけです。
　しかし、とあるブログでは、あえて一方通行で、ポメラはポメラ発の文書だけを作る役割に特化して使おうという提案がなされていました。考えてみると、ポメラの最大の特徴は、気軽に携帯できてぱっと開いてさっと使えるというところにあるわけで、いちいちPCから文書を流し込んで準備をし、作ったファイルをまたＰＣに戻して編集し直すというのは、ポメラの機動性を考えると、なんとも手間のかかることです。ポメラは、思いついたことを即座にメモしたり、ブログや日記に挙げる文章を作成するという作業に向いているといえそうです。PCから文書を写してじっくり考えたり、編集機能を駆使して論文を組み立てたりという作業は、できないことはないにしても、やはりどこか不向きであるといわざるを得ないような気がします。そんなときはモバイルPCの出番ですよね。
　日中はポメラを持ち歩いてそうした着想を集めるのに使い、夕方や夜にカード経由で吸い出して母艦に格納するというのが似合っているような気がします。
　ということで、この文章は、朝、Tully'sで打っているのですが、夜になってからupされることになりそうです。