足立区を歩く(その3)
日暮里・舎人ライナーを西新井大師西駅で降り、表示に従って10分ちょっと歩いたら、西新井大師に到着します。
とりあえずお参りをすませ、付近を散策。柴又ほどではありませんが、参道があってお土産物屋さんなどが並んでいます。草団子を買いました。
西新井大師のすぐ近くには、東武鉄道大師線の「大師前」駅があります。高架で立派な駅なのにちょっとびっくりします。
電車は隣の西新井駅からわずか1駅だけでピストン輸送しているようです。大師前駅のおもしろいところは、構内のどこにも改札がなく、また、切符売り場も何もないこと。つまり、大師前から乗る人は、まったく切符もスイカもなにもチェックされず、手ぶらで電車に乗ることができるのです(というかそれ以外に乗りようもない)。
その謎は、終点の西新井駅にあります。西新井駅の改札は、大師線と伊勢崎線が別になっています。つまり、大師線に乗った乗客は、西新井駅で降りると、必ず改札を通る仕組みになっています。そして、西新井駅の大師線到着ホームには、切符の自動販売機があります。乗客は、ここで改めて目的地までの切符を買うことになっています。西新井駅で降りるなら、西新井までの切符を西新井駅で買うのです!
これがその自動販売機。ぼくはsuicaでしたので、そのままスイカをタッチして改札を通過し、伊勢崎線のホームに出ます。そして、改めて出口の改札でスイカをタッチ。そこで大師線の料金が引き落とされるという仕組みです。
事前に、ウィキペディアなどで情報収集してから乗ったので、それほど驚きませんでしたが、初めてだったらかなり戸惑いそうです。
さて、西新井駅で降りてみたものの、結局そのまま東武線に乗り直しました。今度もミニ路線乗車を目指して移動します。