なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

ナガサワ文具のオリジナルインクを買ってみた


大阪にもできた丸善ジュンク堂のコラボ書店。その2階にナガサワ文具の支店ができたと聞いたので、わざわざ大阪に泊まって万年筆関係を見に行ってみました。店員さんの知識が半端ない感じで、いきなりマニアックな用語が連発。言われてることの半分も理解できなかったのですが、いろいろと教えてもらえて楽しかったです。
今回は、ナガサワオリジナルの万年筆やキャップレス万年筆など国産のものをたくさんだしていただき、試し書き。印象としては、セーラーのものでペン先が金のものが、柔らかいうえに、ひっかかる感じもなく、インクがサラサラと出てきて好みの書き味でした。それでいて、かなり細い字が書けるので、文句なしというところです。
ただし、自分の中ではキャップレス万年筆にこだわっているところがあるようで、極細タイプのペン先の在庫がなかったこともあり、結局、万年筆は買わずじまいでした。来月には、キャップレス万年筆の新型も出るようなので、そっちがでたら考えてみようと思いました。
さて、さんざんいろいろ試し書きまでさせてもらって、何も飼わずに帰るのも悪いので、インクだけ買って帰りました。これもナガサワオリジナルのインクのなかで、「摩耶ラピス」というネーミングのもの。ブルブラックよりはブルーにちかいもの、というぼくの希望にピッタリのインクでした。
しゃしんのうち、より青みが強いのが、この摩耶ラピス。黒っぽいのは、ペリカンのブルーブラックのインクです。摩耶ラピスはラミーのサファリという安い万年筆に入れたのに対し、ペリカンのほうはウォーターマンのそれなりのものに入れてあります。サファリも悪くはありませんが、モレスキンに書き込んで見た限りでは、やはりウォーターマンのほうが滑らかでいい感じでした。早くウォーターマンのほうにこの摩耶ラピスというインクを入れてガシガシかきこみをいてみたいものです。
(写真はiPhoneで撮ったのでいつもながらボケボケですみません)