なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

若手会員に会務に出てきてもらうには?

 弁護士会ネタなので興味のない人が大多数だと思うけど、あえて書いちゃう。
 若手会員の会務離れが叫ばれて久しい。無給で時間ばかりとられる弁護士会の公益活動に参加しようという意欲やゆとりのある若手が少なくなっている(と分析されている)。
 でも、まあ、知らない人ばかりの会議にいきなり放り込まれたり、そのあげくに雑用を命じられることも少なくないとなると、敬遠したくなるのはよく分かります。義務感や「やらされてる感」があったとしても、続けていればだんだん面白くなってくる門なんですけどね。
 ただ、そんな根性論ではだめなのも確か。
 ぼくが前から思っているのは、わざわざ事務所から抜け出してきている人たちに対して、せめて茶菓の提供くらいはあってもよいのではないかというところ。うちの弁護士会の慣習では、委員会の時にお茶(といってもペットボトル)が出るのは、常議員会と外部委員が出席する委員会くらい。「欲しけりゃ1階の自販機で買ってね」という姿勢は、合理的と言えば合理的。
 お茶やコーヒーはお金を出せば手に入るけど、弁護士会の周りって実はお店が全然なく、おなかがすいてもどうしようもないんですよね。ということで、せめてクッキーやマカロンといった手でつまめるようなお菓子を用意して、出てきてもらった人たちにねぎらいの木元を表してみてはどうかと思う。
 将来、ぼくが何かの委員会の委員長をやることがあったら、ぜひ、そのようにして委員会を運営しようと思う。市内の名店といわれるようなお菓子屋さんからわざわざ買ってみたりして。1年度12種類のお菓子が食べられるというのも、千趣会の頒布会みたいな感じで楽しいんじゃなかろうかと妄想。
 食べながら話をすると、きっと脳も活性化されていいと思うんですけどね。