新幹線の3人がけシートは回転しなかった

　新幹線に乗る機会が多いので、新幹線本でも読めば道中も楽しいかと思い、次の本を読んでいます。

新幹線に乗るのがおもしろくなる本 (扶桑社文庫)

　この本にも書いてあって、突然思い出したのが、その昔、新幹線の3人がけシートは向きが固定されていた、ということでした。車両の真ん中で向きが正反対になっていて、前半分は前向き、後ろ半分は後ろ向きに固定されていたのです。つまり、3人がけのシートに座らされた人の半分は、ずっと後ろを向いたまま移動しなければならなかったのです。そういえば、そういう時代も確かにありました。なんだか年がバレそうな話ではありますが、そういう記憶が残っています。今や、3人がけシートも回転して進行方向に向けることができますが、それができない時代があったというのは、今から思えばちょっと信じがたいおはなしですね。