弁護団打ち上げ

　今日は土曜日ですが、とある弁護団事件の打ち上げで、夕方からみんなで集まって食事をしました。一部の（というかぼく以外）のメンバーはまだ２次会をやっているころだと思いますが、なかなか楽しかったです。いつも思うことですが、弁護士の集まりの良さというのは、上下関係や収入の多い少ないに関係がなく、お互いに対等な立場で自由に意見が言えるということ。「だからお前らは」とか「オレが若いころは」なんて説教をする人もほとんどいません。だからそういうときだけは、「ああ、裁判官や検察官でなくてよかった」とか「宮仕えの身でなくてよかった」と心の底から思いますね。
　いま言ったこととちょっと矛盾するように読めるかもしれないけれど、気のあった仲間で事件に一緒に取り組むというのは、ベテランにとっては新鮮で新しいエネルギーを吸収できる場であるし、新人にとっては、書面や本などなどからでは学べない「何か」を知るいいきっかけにもなるものです。事件はひとつ終わったけれども、これからもこの弁護団で何かに取り組んでいければ、きっと面白いんじゃないかと思います。今日の飲み会から加入した団員や、遠く離れた地で頑張っている団員もいらっしゃるので、そうした人たちとのつながりも大切にしていきたいと思うのでした。
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