各駅停車の檸檬色

　「檸檬」といえば梶井基次郎。教科書に載っていたのをちょっと読んだだけです。
　その梶井基次郎にインスパイアされてできたのが、さだまさしの「檸檬」という曲。その中に出てくる印象的なフレーズが「各駅停車の檸檬色」。東京に住んでる人なら誰でも分かる、中央線の各駅停車の電車ですね。ぼくがまだ東京に住んでいたころは、全身が檸檬色した電車がたくさん走っていましたが、今ではステンレス製の車両ばかりで、檸檬色はちょっとしか使われていません。むしろ、黄色い電車といえば西武線を連想する人も多いのではないでしょうか。
　今日のおやつの「檸檬」は、呉のお菓子のようです。食べてみるとそれほどのインパクトはありません。名前で得をしているヤツなんでしょうか。