なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

消えるボールペンとそのロマン


 消えるボールペンとして、パイロットのfrixion ballというものを使い始めました。
 従来のものとは違い、ペンのお尻についたゴムの部分で強くこすると、その摩擦でインクが消えるという仕組みになっています。
 これだといちいち消しゴムを持ち歩く必要がないし、なにより、消しかすが発生しません。そういう意味では、普通のシャープペンシルよりも快適かもしれません。シャープペンシルの後ろについている消しゴムはとても使いにくいし、うっかり使って紙が逆に汚れてしまったことがあるのではないでしょうか。このペンだと、そうしたストレスからは無縁になれそうです。
 ところで、うちのヨメさんにこの話をしたところ、「ボールペンは消えないところに意味があるんでしょ。なぜあえて消えるボールペンを使うのかわからない」という反応をされました。うーん、確かに真理ではあるけど、それだと身も蓋もありませんよね。その論理でいけば、どうせ穴から出すのになぜ人はゴルフをやるのか、どうせ下ってくるのにリフトで上ってスキーをするのか、ということにならないでしょうか(なりませんね・・)。
 ともかく、ボールペンだけど消せちゃうというのは、人類にとってなかなか画期的な発明だし、それを使いたいというのはロマンあふれる話だと思うのだけども。
 ということで、かなり強くお奨めしておきます。