長崎市長、銃撃される

　広島に住んでいるせいか、長崎には一種の連帯意識のようなものがあります。ともに被爆都市であり、市電がのんびり走る平和の街というイメージです。もちろん、坂や異国情緒、キリスト教の祈りなど、街としての魅力は長崎のほうが充実している感じで、実はちょっと羨ましく思っているところもありました。
　そんなあこがれの地で、現職市長が撃たれるという予想外の事態。市長の予後は良くないようで、犯人の凶行を憎むばかりです。
　長崎市長選挙は、現職の伊藤市長の当選がほぼ確実な情勢だと聞いています。対立候補が撃ったとは考えにくいところですが、こうした場合の選挙戦はどうなってしまうのでしょうか。長崎市政が混乱せず、街に落ち着きが早く訪れるといいですね。
　今はただ、市長の奇跡の回復と、犯行の背景や一部始終が早く明らかになることを祈ります。