受刑者経歴､ブログに掲載 徳島刑務所､看守部長を地検に告発（徳島新聞）
徳島刑務所（徳島市入田町大久、荒島喜宣所長）は二十三日、インターネットのブログに受刑者二人の氏名や経歴などを書き込んだとして、国家公務員法（守秘義務）違反容疑で同刑務所の看守部長（３４）を徳島地検に告発、停職三カ月の懲戒処分にした。看守部長は辞職願を出し、同刑務所は同日、承認した。
徳島刑務所によると、看守部長は、二〇〇四年六月に開設したブログに、昨年一月ごろから受刑者二人のうち一人の氏名や、二人の経歴、受刑態度などをインターネットカフェや知人宅のパソコンを使って書き込み、ネットで誰でも見られる状態にした。ブログは書き込みが発覚した同年十一月中旬に閉鎖した。
ブログには、私生活や職場の上司に対する不満なども書かれていた。看守部長は「職場や私生活のことを書き込むことでストレスを発散させていた」と話しているという。
荒島所長は「誠に遺憾であり、深くおわび申し上げます。事案の重大性を真摯（しんし）に受け止め、職員に対し守秘義務などの責務を再認識させるとともに、職務上知り得た情報の保護について指導の強化、徹底を図り、信頼回復に努めたい」とコメントした。
以前、同様の行為をした府中刑務所刑務官の記事を紹介しました。
そのときは、停職6カ月でした。今回、3カ月と半分になっているのはなぜかしら。
ブログの書き込みをすることでストレス解消になるならどんどんやればいいと思うけども、守秘義務にはんするような形が許容されるはずもなく。適当にぼかすとか、どこの刑務所かわからないような書き方をするとか・・・。上手に使えば、刑務所の可視化にも役立ついいブログになった可能性もあるかも？
