なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

三重刑務所でも・・・

 三重刑務所(津市)は15日、副看守長(60)が判決を受ける前の未決拘禁者に対して頭をはたいたり、足をつねったりしたとして、同日付で減給1カ月(100分の5)の懲戒処分にしたと発表した。副看守長は同日付で辞職した。

 同刑務所によると、副看守長は、三重刑務所内の未決棟で5月9日午前10時50分ごろ、監督当直者の許可なく、未決拘禁者の40代の男性の部屋を開けて、男性のふくらはぎの内側を2、3回たたいたり、つねったりし、更に頭を軽くはたいたという。また、男性から苦情を受けて、同日午後1時半ごろ、副看守長が監督当直者の許可なく、別室に男性を呼び出して謝罪した際にも、服務規定に違反して別の職員にお茶や湿布を持って来させたという。

 同刑務所の唐桶昇所長は「被収容者の改善更生に当たる職員が不適正な処遇をしたことは誠に遺憾で、深くおわび申し上げます」とコメントしている。

http://www.asahi.com/national/update/1215/NGY200912150005.html

 今日はこの手のニュースが多いですね。この副看守長とやらも60歳ですか。
 2年前に、徳島刑務所の医師が受刑者にいろんな虐待をしていたことが明らかになりましたが、それを彷彿とさせる内容ですね。なぜ、この副看守長は、被収容者のふくらはぎをつねったりしたのか、その動機や背景についても、きちんと調べて発表すべきだと思いますし、懲戒処分の内容も軽すぎるように感じます。