東大助手、起訴へ ウィニー著作権侵害幇助で京都地検 （朝日新聞）

http://www.asahi.com/national/update/0531/005.html

助手は逮捕前の府警の任意聴取では、今の著作権のあり方に疑問を呈し、「現体制を崩壊させるには著作権法違反を蔓延させるしかない」などと述べていた。逮捕後に否認に転じたが、地検はこうした発言や、ウィニーを配信していた自身のホームページでの同様の趣旨の記述などから、起訴を決めたとみられる。

　検察庁というところも、警察と同じく、妙に面子を重んじるところがあります。弁護団が結成されて、弁護活動が充実してくると、かえって地検としてもひっこみがつかなくなって、公判請求という流れになったのかもしれません。というよりも、逮捕の時点で、起訴の方針は固まっていたと思いますけどね（そこまで予定していないと、捕まえる側も「逮捕」は怖いでしょう。「捕まえてみましたけど証拠不十分でしたので釈放します」、というのでは、批判も相当なものがあるでしょうからね）。
　あとは、裁判所で正々堂々と議論していただき、裁判所に納得のいく説明をしてもらうだけですね。裁判所には、まず４７氏の保釈を検討していただきたいものです。