なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

VAIO type Uのスタイル

 昨日、新幹線に乗っているとき、素敵な女性を見かけました。その人は、通路を挟んで小職の斜め前の席に座っていたひとで、化粧っけはないものの、かっこいい感じでした。彼女は、新幹線が新横浜を出てまもなく、トートバッグの中からノートPCを取り出し、膝の上に置きました。ロゴからするとIBMの小さなマシン(Think Pad X40かも)のようです。それとなく観察していると、英語で書かれたメールに英語で返事を打っているようでした。IBMのキーボードのせいなのか、その人のタイプの仕方のせいなのかわかりませんが、タイプ音もうるさくなく(ときどき、車中でカチャカチャうるさい人がいますね)、しなやかにタイピングをしていました。打ち終わったメールをどうするか、ちょっと興味があったのですが、残念ながら通信はしないようで、そのままパタンとPCを閉じ、またカバンに納めていました。
 その一連の行動が、とってつけたような感じではなく、とても自然であったので、ちょっと見とれてしまったわけです。
 それを見ながら思ったのは、普通のノートPCの場合には、ああして膝の上に載せ、そのままタイピングすることにまったく支障はないのに対し、VAIO Uのようなマシンだと、どうやって使えばよいのだろうか、ということでした。まず、ディスプレイ(というか本体)は、テーブルの上に載せるしかないでしょう。ではキーボードはどうするか。そのまま本体と一緒にテーブルの上に載せて、タイピングするのでしょうか。不可能ではないでしょうが、ちょっと姿勢が悪くなりそうです。それとも、キーボードは膝の上に置きますか? でも折り畳み式だと、膝の上でタイプしているさなかに、パキッと折り畳まれてしまいそうでちょっと不安です。雑誌とかを膝の上に載せ、さらにその上にキーボードを載せるとか。
 そうしてみると、やはり車中でキーボードを使うのは想定されていないような感じです。キーボードを使わないというのがもっともUらしい使い方ですが、揺れる新幹線で手書き文字認識とか、ソフトウエアキーボードを使うというのも苦労しそうです。
 とすると、Uは、やはり電車のお供には向かないのかなぁ。