法律事務所とホームページ

はてなでダイアリーを書いている方の多くは、別にホームページ（webサイト）を持っておられますね。分野はさまざまですが、情報をきちんと整理され、他人に読みやすい形で構成して発信するというのは、やはり優れた能力がなければできないことです。また、そのほとんどすべては、無料で情報を発信されているもので、ボランティア精神もないと続けられるものではないですよね。
ところで、弁護士もホームページを持っているケースが増えています。以前は、弁護士は広告をしてはならないというストイックな自己抑制があったのですが、最近は解禁になったため、自由な内容で多種多様な法律事務所の頁ができています。
もともと小職は、その種の弁護士ホームページにみられる宣伝臭さがいやだったこともあり、ホームページを開設するにはいたっていません。ですが、弁護士の氏名・住所・連絡先、事務所の地図、取り扱い業務内容、業務時間といった基本的内容も、やはり最低限の情報として、アクセスできるようにしておくのが弁護士の社会的責任の一つかな、と思わないでもないです。また、それに限らず、各種の法律問題についていろいろ情報を発信しておられる弁護士も多く、その姿勢も評価に値するものと思っています。また、岡口裁判官（いつも名前を出してすいませんが、彼のような裁判官がもっと増えて欲しいと願うばかりなのです）のように、お堅いことで有名な（？）裁判官でさえ、積極的に情報を発信する社会になりつつあるのです。
小職は、本名はおろか、所属する弁護士会も明らかにしていない臆病者ですが（いちおう西日本です）、いつかはささやかなホームページでも作ってみたいと夢見ています。