なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

最近の検索ワード

いろいろな検索サイトからこのページに飛んでくる方がいらっしゃいます。たいした役に立てない無駄話ばかりですので、飛んできた人の95%くらいは失望されてお帰りになっているのでしょう。
最近、飛びぬけて多いのは、「古賀議員」で検索される方です。関心の高さは並ではありません。本日のニュースでは、ようやく帰国されたそうですね。小職の予想では、そのままアメリカに永住なさるのでは、と思っていましたが、やはりそのようなわけにはいかなかったようです。私が議員なら、「卒業するまで帰りません」などといって、勉学に励みますが。それはそうと、帰国の際の福岡空港でのインタビューなどを見ていると、このまま辞職せずに切り抜ける道を選びそう。
また、変わった検索ワードでは、「証人尋問 コツ」などというキーワードで飛んできた方もおられます。同業者でしょうか。それとも本人訴訟(弁護士をつけずに自分で裁判を闘っておられる人)なのでしょうか。いずれにしても、この日記を隅々まで読んでも、証人尋問のコツなどが掴めないことは明らかです。そんなものがあったら、小職のほうが知りたいです。はい。
ただ、反対尋問(相手に対する尋問)のコツをひとつ。それは、「相手の言いたいことを、そのまま聞くな」というものです。たとえば、相手が「〜さんから、〜という話を聞きました」などと証言しているときに、「本当に聞いたんですか」などという反対尋問をする人がいます。このような聞き方をすれば、相手は喜んで、「ええ聞きましたとも」と自信を持って答えるでしょう。それでは、相手の言い分を踏み固めているようなもので、一種の自殺行為といえます。「すいません。うそでした」などという人はいません。聞くとすれば、「いつ、どこで、どのように聞いたか。周りに誰がいたか。聞いてからどうしたか」などと周囲の事情を聞いていき、どこかにボロが出るところがないか、確認していくことです。本当に作り話をしているのであれば、どこかで事実と違うところが出てくるものです。