なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

GTD+Rをお試し中


 GTDの思想をロディアのブロックメモを使って実現しようというシステム「GTD+R」を試しています。
 ちょっとだけ工夫したことは、記入済みのロディアを入れるポケットを、レタースタンド(と呼ぶのか)に立てかけていること。こうすると、机の上が乱雑にならなくて済むし、メモの出し入れも(ポケットがぐらつかないので)片手で簡単にできるようになります。
 とりあえず便利そうなので、2週間くらい試してみようとおもいます。
eXtreme Gadget (エクストリーム ガジェット) ポケットに入るアジャイルな究極の小道具: GTD + R アーカイブ
 GTD+Rについては、こちらに詳しい解説や便利なテンプレートが掲載されています。

乾電池で動くオーディオプレイヤーが欲しい

 英語の勉強用に。充電式のやつだと、いざというときに限って充電を忘れていたりして使えないこともありそう。
 それからiPodなどだと、つい、別の音楽を聴いてしまい、英語の勉強をしなくなりそうなので、いっそ、専用マシンが欲しいかな、と。
 容量は1G程度でよいと思うのですが、なかなか適当なものが見あたりません。これあたりかしら?

iriver T60 2GB ブラック 単4乾電池対応 FMタイマー録音 ボイス録音 T60-2GB-BK

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呉銘菓の「鳳梨萬頭」を食す


 薄暗い写真ですみません(^^;)。
 いただきものの「鳳梨萬頭」を食べました。「おんらいまんとう」とふりがなが振ってあります。
 呉銘菓ということなのでグーグル先生に質問してみたところ、いろんなブログなどで紹介されていてちょっとびっくり。というか、呉の人にとっては超有名お菓子なんでしょうね。
 味はクッキーと中華系のおまんじゅうの中間といったところ。甘めのパイナップルゼリー(ジャム)のようなものがはさんであって、食べ応えはじゅうぶん。
 これと紅茶でお茶タイムを満喫しています。
http://www.mizuyokan.net/onrai.html

劇団四季ミュージカル「夢から醒めた夢」へ

 毎年この時期、劇団四季が全国公演でやってきます。毎年見に行っていますが、今年も行きました。
 なぜか県知事も来ていたりして、帰りのタクシー乗り場で一緒に並んで待ちました。支持率があの安倍内閣よりひどいという、全国一不人気の知事ですが、こんなところにいましたよ(^^;)。さすがに公用車では来ていないようでした。
 さて、このミュージカル、今まで見た四季の演目でも一番の感動もの。終盤では、周りの人たちの鼻をすする音が・・。マジで感動しました。行く前までは、「赤川次郎原作ですかぁ?」って感じでしたが、始まってしまえばそんなことも忘れ、引き込まれていきました。会場から開演までの30分間も、ロビーや舞台でさまざまな出し物(?)があったりして、そんな彼らのサービス精神や完成度の高さに惚れました。
 来年はどんな劇かな。早くも来年が楽しみになりました。
http://www.shiki.gr.jp/applause/yume/index.html

 説得力のかけらさえ

 山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審についてのテレビでの発言をめぐり、被告の元少年(26)の弁護団に加わる弁護士4人から損害賠償訴訟を起こされた橋下(はしもと)徹弁護士(大阪弁護士会所属)が5日、都内で記者会見を開き、「法律家として責任をもって発言した」と反論、全面的に争う方針を明らかにした。

 被告側が差し戻し控訴審で殺意を否認したことについて、橋下弁護士は「なぜ一、二審と大きく主張を変えたのか、社会に説明すべきだ」と持論を展開、改めて弁護団を批判した。

http://www.asahi.com/national/update/0905/TKY200709050333.html

 朝日の報道だけではなんとも情報不足ですが、この「持論」と懲戒請求とどう結びつくのか、まったく趣旨不明です。こんなことを言うのなら、「法律家」なんて名乗って欲しくないですね。
 まず、弁護団が「1,2審と大きく主張を変えた」としても、弁護団自体が変わっているわけです。前にも書きましたが、1,2審では弁護団は死刑回避のために事件の内容を深く争わず、それが功を奏して死刑が適用されませんでした。ところが、最高裁がそれを破棄したため、新弁護団では、方針を一転させたのでしょ。こんなことは、いちいち弁護団が説明しなくても、一連の経過を見ていればわかることです。
 それより何より、「社会に説明すべき」って何ですか。弁護団は国民に選ばれているのではありません。弁護団が説得すべきは裁判所であって、国民にどうして弁護方針を説明しなきゃならないのか。そして、説明しなかったら、なぜ、それが懲戒事由にあたるのか。弁護団はハシシタ弁護士のように、日ごろマスコミに出て人気を集める商売をしているのではありませんよ。ご自分の立場と弁護団の立場を混乱されても弁護団も困ると思いますよ。
 それから、あるブログで読んだ意見に、「訴訟を起こして橋本橋下と事を争うのは、橋本橋下のいうことを真に受けているようで、同じ(低い)レベルに落ちていくものだ」という批判的見解もありました。
 実は、会内での議論には、同じような意見もありました。ただ、橋本橋下弁護士に対して懲戒請求をするのではなく、損害賠償という民事訴訟の手段を選択したところに、弁護団のかすかな矜持を感じます。弁護団なりに勝算があってのことだと思いますね。