W杯テレビ観戦記

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会１次リーグＥ組の第２戦、日本（世界ランク４５位）―オランダ（同４位）が１９日午後８時３０分（日本時間）からダーバン競技場であり、日本は０―１で敗れた。これで日本は１勝１敗となり、勝ち点は３のまま。オランダは２戦２勝で勝ち点を６とし、２大会連続の決勝トーナメント進出に大きく前進した。

asahi.com（朝日新聞社）：日本、０―１でオランダに敗れる Ｗ杯２戦目 - サッカーワールドカップ

　惜しかった。後半のスタート時からの一瞬のぎこちなささえなければ，互角に戦えていた試合だったんじゃないでしょうか。オランダにボールを支配されつつも，果敢にアタックした日本チームは，見ていて気持ちよかった。
　思えば，前回のジーコ監督のときは，スター選手に自由を与えすぎて，結局，力負けしてしまっていました。岡田監督は，トルシエのような管理型ではなく，もちろん，ジーコのような個人技に頼るようなサッカーでもなく，組織としてのチーム作りを目指そうとしたように見える。そして，それがいい形で出ているのが，この２試合での戦いぶりなんじゃないでしょうか。
　最後は，闘莉王に攻守とも頼らざるを得なかったところに，選手層の薄さを感じないではなかったけれども，それでもオランダ相手にズブズブにならずに戦えたというのは，大きな収穫です。なんとかデンマーク戦で勝ち点をもぎ取って，決勝トーナメントに進んで欲しいものですね。