フラワーフェスティバルを歩く

　地元のお祭に「フラワーフェスティバル」というのがあります。
　その昔、カープが初優勝したときに大きな優勝パレードをやったのですが、そのときのお祭り騒ぎを忘れないようにという趣旨で、翌年くらいから始まったのがこのお祭り。当然、由緒ある神社やお寺のお祭りとは違うので、ただひたすらみんなで集まって騒ぐのが基本というお祭りです。一応、市民（の有志の団体）によるパレードなんかもあるのですが、パレードなんて、どうせ行列に参加する人の知り合いしか見ないですし。しかも、自衛隊や各種学校の吹奏楽部とかバトン部というものだけではなく、創価学会や天理教といった宗教系の人達によるパレードもあったりするので、実際のところ、関係者以外の一般人は、パレードの時間はあえて避けて行くのが基本かと思われます。ゴールデンウィークの３，４，５日に開くことになっていて、あわせて100万人くらいの人がわーっと押し寄せる一大イベントなんですが、要するに集まりたいから集まるだけという、どうってことのないイベントです。
　とはいえ、今年も懲りずに集まってみました。屋台で食べ物を買ったり、フリーマッケットを冷やかしたりという程度のことですが、天草名物（？）の「うにコロッケ」とかタイ料理の屋台などでおつまみを買いつつ、昼間からビールを飲みながら歩きまわっても誰も文句を言わないというお気軽なイベント。人が多すぎて、まっすぐ歩けなかったり、結局、食べてばっかりで何もすることがないというのは困ったものですが、それでも家でごろごろするよりは数倍は楽しいです。
　今年はとくに暑いくらいの陽気になったのも、お祭り騒ぎにはぴったりでした。
　弁護士会でもなにかイベントをやるかという発案もないではなかったので、来年あたりはブースを借りて法律相談でもやりますか・・・（たぶん場違い）。