なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

e-taxは昼間だけ

 3月31日は、消費税の確定申告の締め切りです。
 消費税の計算は、所得税の申告が済んでいれば非常に簡単です。要は、売上のうち、5%を計算すればいいのですから。ぼくらのような「簡易課税」が認められている事業者であれば、みなし経費率みたいなものがあって、5分もあれば計算が終わります。
 しかし、3月15日の所得税の申告で疲れはてていたオイラは、簡単に済むはずの消費税の申告を先延ばしに。所得税の時は夜中でもe-taxが使えたので、今回も、23時59分までにやればいいかと思っていました。
 送別会からほろ酔い気分で帰宅して、さて、e-taxでもやろうかとマウスをクリック・・・。「只今の時間はメンテナンス中です」とのエラーが。エイプリルフールには1日早いと思いつつ、調べてみると、24時間運用をしていたのは消費税の確定申告の時期だけでした。普段は、午後8時くらいまでしか使えないみたい。
 ここで時計を見ると午後11時。選択肢は2つ。急いでプリントして、日付が変わるまでに郵便局に持ち込んで消印を押してもらうか、最寄りの税務署の夜間差出ポストに入れてしまうこと。もうひとつは、期限後申告のペナルティを覚悟で、明日、申告書を提出すること。
 おそらくコストだけを計算すれば、後者を選択すべきなのでしょうが、ここは国民の義務を守るのが弁護士たるゆえん?
 プリントアウトして印鑑を押して、封筒に入れて宛名を書いて、タクシーで最寄の集配郵便局へ。夜間窓口のブザーを鳴らして当直の郵便局員さんに出てきてもらい、どうにか今日の消印で差し出すことができました。帰りは30分くらいかけて歩いて帰りました・・・・。
 来年からは、3月31日に飲み会を入れるのだけはやめておこうと思いました(^^)。