私があなたを知らないように、きっとあなたも私を知らない

　弁護士会であった研修に出てきました。ちょうど、新入会員が登録したばかりで、研修に出ているのもそのほとんどが新人さん。もうこれだけ人数が増えてくると、誰が誰だか、顔も名前もまったく分からない状態です（汗）。なんといっても、ぼくらの同期は片手で足りる人数しかいないのに、彼らはその10倍はいるんですから。
　それはともかく、ぼくが新人さんたちのことを何も知らないように、新人さんたちもぼくのことはきっと知らないのだろうなぁ。お互いさまってことですね。
　最近、もっとベテランの裁判官とお話ししたとき、裁判官も同じことをおっしゃってました。法廷に来る弁護士が全然知らない人ばかりになったと。弁護士バッジがないと、弁護士かどうかも分からないということでした。人数が少なくて和気藹々とやってきた地方の単位会にとっても、大きな分岐点がやってきているのかもしれませんね。
　そういえば日弁連の会長選挙も近いし。消費者系の仕事をたくさんやってきている人は宇都宮さんに投票するんじゃないでしょうかね。そうすれば、おもしろい勝負になりそうな気がします。
　来週には、ぼくがその新人さんたちに講習をする機会があります。少しは弁護士会の活動に興味を持ってもらえるとうれしいですね。