なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 人権大会の様子など

 日本弁護士連合会と富山県弁護士会の「第五十一回人権擁護大会・シンポジウム」は二日、富山市の富山国際会議場を主会場に開幕した。全国から集まった弁護士や学生ら約二千人が、憲法改正、安全な医療、ワーキングプアをテーマにした分科会に分かれ、人権問題の現状と課題に理解を深めた。
 ワーキングプアをテーマにした分科会では、東大大学院の神野直彦教授が基調講演した。国内で貧困層や失業者が増加した背景について「一部の富裕層が豊かになりすぎた結果だ」とし、政策による格差社会の克服の重要性を指摘した。
 有識者によるパネル討論では、アルバイトや派遣社員など、正社員以外の労働者の賃金などについて意見交換し、登録型派遣の廃止や労働条件の底上げを提言した。
 安全な医療の分科会では、弁護士と医療関係者らが医療事故調査のメリットや問題点について討論。再発防止と被害の救済のあり方などについても活発に議論した。
 最終日の三日は人権擁護大会が開かれ、大会宣言が決議される。

北國新聞社 | ふるさと不足に読んで効く

 富山の地方紙・富山新聞のページから。
 でも北日本新聞というのが県内ではシェアNo.1らしいですね。