なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

「仕組み化」の仕組み

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

 ネットで評判が良さそうだったので、確定申告で忙しい中、amazonで注文し、新幹線の中で読みました。字やイラストが多いので、すぐに読めます。
 思い切って要約すれば、こういうことです。すべての作業を「仕組み化」していけば、仕事を任せることもできるし、無駄やムラもなくなるし、考えたり迷う時間がなくなるから、どんどん能率が上がる、というものです。
 この程度のことは、誰でも考えつきそうではありますが、では実際に自分がどこまでこうした「仕組み化」ができているかといえば、お恥ずかしい限り。
 たとえば、今日までドタバタしていた確定申告にしても、もう何度もやっていることです。それでもやはりドタバタしてしまったり、直前になってミスに気づいたり、税務署員に指摘されたりするようでは、やはり非効率です。
 「仕組み化」という観点で見れば、こうした作業も、きちんと手順やチェックポイントをリスト化して、来年の自分に引き継ぐことが必要でしょう。あるいは、もっと徹底した「仕組み」としては、申告時期だけではなく、日頃から帳簿や資料の整理などにあてる時間をとり、少しずつ作業を進めていくべきなのでしょう。そうした作業をいかに日常の業務に上手に割り込ませていくか、そこまで考えて「仕組み化」しておくとラクなんでしょうね。
 お手軽な本なのですが、自分の生活を振り返るのにはちょうどよさそうです。