「仕組み化」の仕組み
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 38人 クリック: 649回
- この商品を含むブログ (209件) を見る
思い切って要約すれば、こういうことです。すべての作業を「仕組み化」していけば、仕事を任せることもできるし、無駄やムラもなくなるし、考えたり迷う時間がなくなるから、どんどん能率が上がる、というものです。
この程度のことは、誰でも考えつきそうではありますが、では実際に自分がどこまでこうした「仕組み化」ができているかといえば、お恥ずかしい限り。
たとえば、今日までドタバタしていた確定申告にしても、もう何度もやっていることです。それでもやはりドタバタしてしまったり、直前になってミスに気づいたり、税務署員に指摘されたりするようでは、やはり非効率です。
「仕組み化」という観点で見れば、こうした作業も、きちんと手順やチェックポイントをリスト化して、来年の自分に引き継ぐことが必要でしょう。あるいは、もっと徹底した「仕組み」としては、申告時期だけではなく、日頃から帳簿や資料の整理などにあてる時間をとり、少しずつ作業を進めていくべきなのでしょう。そうした作業をいかに日常の業務に上手に割り込ませていくか、そこまで考えて「仕組み化」しておくとラクなんでしょうね。
お手軽な本なのですが、自分の生活を振り返るのにはちょうどよさそうです。