なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

確定申告の始まりと、青色申告用ソフトのからくり

 今年も確定申告の時期がやってきました。毎年書いていますが、今年ももちろん、これからゆっくり準備します(+_+) \バキッ。
 さて、税法は毎年ちょこちょこと変化します。そのため、申告用の会計ソフトも、毎年、微妙に変化しています。
 個人用の青色申告ソフトは、大体1万円くらいで売っています。では、来年になってソフトがバージョンアップした場合、バージョンアップ料はいくらでしょうか。これが普通のビジネスソフトなどであれば、おそらく、半額の5000円もしないのではないでしょうか。
 ところが、会計ソフトのほとんどすべては、従前のユーザー向けに、格安でバージョンアップをするサービスをしていません。ほとんどの場合、「年間サポート料」を徴収し、その中に、新バージョンの無料提供が含まれる形式になっています。では、その年間サポート料っていくらなのでしょうか。
 σ(^^)がここ数年使っているのは、ミロクの「かんたん青色申告」というソフト。amazonの価格は8000円もしません。

 ところが、このソフトの年間サポート料は、なんと1万円。ソフトのできが悪かったり、複雑な経理処理が必要な場合などには、サポートの力を借りる必要が出てくるでしょう。しかし、σ(^^)のような零細業者の場合、複雑な処理もカスタマイズもほとんど必要ないので、サポートに電話やメールをしたことはありません。それなのに、新バージョンの提供を受けるために、年間1万円のサポート料を支払う必要が出てきます。
 これってとても馬鹿馬鹿しいシステムだと思うのですが・・・・。
 本体を安くしてサポート料で稼ごうという手法は、なんとなく好きになれませんね。
 まあ、一太郎だって毎年定期的にバージョンアップしてますから、8000円のバージョンアップ料=年間使用料という感じですけどね。でも、一太郎は1年置きなど、自分の好きなタイミングでバージョンアップすればいいですが、会計ソフトの場合はそうはいきませんしね。