なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 ついに徳島刑務所で暴動

 先日、週刊現代で取り上げられていた、徳島刑務所の医師の異常行動。徳島刑務所では自殺者も出るなど、一触即発の状態にあるといわれていましたが、ついに暴動が起きたようです。

 徳島市の徳島刑務所(荒島喜宣所長)で16日、作業中の受刑者らが暴れ、刑務官数人が軽傷を負っていたことがわかった。

 同刑務所によると、16日午前9時25分ごろ、所内の工場で受刑者約60人が作業中、男性刑務官が1人の受刑者に突然暴行され、その場にいた10人以上の受刑者に取り囲まれた。

 異変に気付いた刑務官数人が駆け付け、非常ベルを押すとともに、刑務官数人が、受刑者に手錠をかけたという。騒ぎは数分で収まったが、この際、刑務官数人が抵抗する受刑者ともみ合いになり、軽傷を負ったという。受刑者にけがはなかった。

 同刑務所は騒ぎの原因について「調査中で答えられない」としている。宇野泰永・庶務課長は「事実関係が明らかになれば、適切な対応をしたい」と話している。

 同刑務所は定員(1093人)を上回る1100人を収容している。
(2007年11月18日22時44分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071118i313.htm

 読売の記事では、医師問題と暴動との関連性が不明であるかのような書き方がしてありますが、時期が時期だけに、偶発的な事態とも思えません。
 国会議員が調査に動いているという情報もありますので、今後の展開を注視したいと思います。

徳島刑務所問題 - なるしす日記