甘いのは、米兵に対してだけではありませんでした

　電車内で他の乗客に暴行したとして、広島中央署は６日、広島高検の検察事務官、池信之容疑者（３６）＝佐伯区楽々園６＝を暴行容疑で現行犯逮捕した。池容疑者は酒に酔っていた。
　調べでは、池容疑者は６日午後１０時４５分ごろ、広島電鉄の路面電車（広島駅発宮島口行き）内で、乗客の会社員男性（３０）の顔を数回殴った疑い。体が当たったことからもめごととなり、同社から通報を受けた同署員が車内で現行犯逮捕した。２人は面識がなくいずれも帰宅途中だったという。
　北村道夫・広島高検次席検事は「誠に遺憾。被害者らにおわび申し上げる。改めて職員に綱紀保持を徹底する」とコメントした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000303-mailo-l34

　地元紙の報道によれば、この事務官はすぐに釈放されたとのこと。地元紙（中国新聞）は、高検に遠慮しているのかどうか知りませんが、このニュースを紙面の片隅に小さく載せるだけで、ネット上には流していません。
　別のインターネット上の記事によれば、池事務官は、当初、否認をしていたということのようですが、それでも釈放。どうやら、この地では、一般人に対しては厳しく、身内や米兵には極端に甘い捜査がなされているようですね。高検がこの事務官をどう処分するのか、注目しておきたいと思います（どうせ報道はされないのでしょうが）。