F50fdファーストインプレッション
比較対象がF10ですので、F50fdのほうが進化していることは明らかかもしれません。
まず、F10よりも薄くなりました。ずっしり感じる重さもなくなって、ごく普通のデジカメになっています。ただ、起動は最近のカメラにしては遅め。電源スイッチを押してから、1秒くらい待たされる感じがします。なので、「押しが弱かったかも」と思い、スイッチを2度押ししてしまい、起動して即終了になるもどかしさを何度が味わいました。操作性にはとくに問題を感じません。
さて、fdと名がつく「顔キレイナビ」ですが、嫁さんを被写体にして実験したところ、うまく認識します。いったん認識すると、ちょっと被写体が動いたりカメラがぶれたりしても、きちんと追従します。
懸念されているのは画質。高画素になったので、ノイズに弱くなったのではないかとか、高感度での綺麗さがなくなったのではないかとか、いろいろいわれていましたので心配してました。
ただ、手元にある小物をちょっと移してみた程度では、F10と比べてノイズが増えているとは感じません。もちろん、F10の進化形であるF31fdなどと比べると、それなりに見劣りするのかもしれませんが、F10と比較する限りでは、同じくらいのレベルと言っていいのではないでしょうか。
嫁さんが写真の公開を断固として拒否しているので、週刊アスキーの表紙でキレイナビのテストでも。
右がF10、左がF50fd。それぞれ640×480ピクセルという小さいモードで撮影。F50fdのほうは顔キレイナビを使っています。ま、それほど変わりませんね(^^;)。うちの照明はいわゆる「電球色」ってやつでオレンジ色っぽいのですが、顔キレイナビのほうは色白に補正されてます。というか、実物の表紙はF50のような色合いですので、ホワイトバランスの調整がうまくできるようになったというだけのことかもしれません。
両方とも、ISO感度自動で撮影していますが、F10はISO800、F50fdはISO400に設定されています。