なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 仏サルコジ大統領、性犯罪対策に「去勢」などの措置を考慮

 フランスのサルコジ大統領は20日、子供への性的虐待など性犯罪対策に関する関係閣僚会議を開催、再犯の恐れがある性犯罪者には、ホルモン療法による「去勢」措置や隔離施設への収容を行い、刑期を終えた後も社会復帰を許すべきではないとの考えを強調した。

 フランスでは、未成年者への暴行などの罪で18年間収監された男が、刑務所を出所直後の今月15日、北部ルーベで5歳の男の子を誘拐、暴行した疑いで逮捕される事件が発生したばかり。この男は、6月に刑務所内で医師から性的不能治療薬「バイアグラ」を処方されていたことが判明、市民に衝撃を与えている。

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007082204.html

 性犯罪者に刑務所内でバイアグラを出すところからして間違っているとしかいいようがありませんが、やはりこの種の犯罪は繰り返されることを前提にして対策を考えないといけないということでしょう。
 サルコジさんが求めているのは、化学療法による去勢(物理的な去勢ではないらしい)と、隔離施設への収容。去勢されたなら隔離までは不要ではないかと思うのは、ぼくに知識がないせいでしょうか。去勢されても性欲が残って、そうなればやはり犯罪に走っちゃうということなのかしら。