なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

赤城農水大臣の資質

 またしても事務所費問題で炎上中。
 実家や後援会の人も、半ば公然と、実態がなかったことを認める発言をしているのに、当の大臣そのものが「法的に問題はない」とか開き直るのはなんとかならないのでしょうか。
 そもそも、法律を作ったのは国会です。つまり、自分で自分を律する法律を作っているということ。そして、問題が起きるたびに「法的に問題はない」と繰り返す。これは、法律に従っている以上はノープロブレムであり、その法律は自分たちで作るものであるということです。つまり、「自分のことは自分で決めるんだから、外野からなんといわれようと関係ない」という開き直りの姿勢以外のなにものでもないでしょう。
 批判に耳を傾けようとか、積極的に疑いを晴らそうとか、そういう気持ちにはならないのでしょうかね。まあ、野党も含めて、今までは、こうした事務所費を適正に処理している人はいないのかもしれませんけど。
 どうでもいいけど、あの顔の傷や無精髭でマイクの前に立って投げやりな会見をするところなんて、とても大臣のやることとは思えませんでしたね。ほんとは松岡さんと同じで辞めたがっているのかもしれません。