本に線を引く
本を読むときに線を引く習慣があります。
最初は、あとで消せるようになるべく薄く、鉛筆(シャープペンシル)でひいていました。
その後、齋藤孝さんの「三色ボールペンで読む」シリーズが出てからは、赤、青、緑の三色ボールペンを使って線を引いていました。鉛筆と違って、間違っても引き直せない、という緊張感が、真剣勝負になっていい感じです。
ところが、最近買った「IDEA HACKS!」という本をぱらぱらと眺めていたら、「万年筆で本に線を引く」というテクニックが紹介されていました。万年筆だと滑らかに線が引け、読書に集中できる、後から読むときも万年筆の筆跡は美しい、と著者は説明しています。
そこで、さっそくやってみました(小心者なので、まずは文庫本で実験)。
いいですね、これ。
ボールペンのように線を引くときに引っかかる感じがしないし、あとからぱらぱらと本を読み返すときにも、万年筆のインクで引いた線はよく目立ちます。σ(^^)はブルー(以前はブルーブラック派でしたが、最近はもっと青い系統のインクが主流)のインクを好んで使っていますが、これが適度に目立って、かつ、うるさくない感じでベストフィット。
三色ボールペン方式のように、重要度で区別することはできませんが、欄外に「○」や「◎」、「△」、チェック「レ」などの印をつけて併用すれば、それに近いこともできますし。
それに何より、お気に入りの万年筆を使っている、というところが読書の時間をより楽しく、充実したものにしてくれます。
一度、試してみてはいかがでしょうか。
- 作者: 原尻淳一,小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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