刑務所望み「人殺した」 生活苦で虚偽申告の男逮捕
「人を殺した」とうそを言って刑務所に入ろうとしたとして、警視庁捜査1課と大崎署は19日、軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑で住所不定、無職の男(52)を逮捕した。
この男は「18日に刑務所を出所したが、住まいも仕事もなく、緑内障で目も不自由で、再び刑務所に入りたかった」などと供述している。
調べでは、男は19日午前3時45分ごろ、110番で「15年ぐらい前に、札幌・ススキノのソープランドで知り合った女性を、静岡県の日本平付近の山林で首を絞めて殺害した」とうその供述をした疑い。
(共同通信) - 7月19日20時3分更新
刑務所(というか国)は、刑務所を出る人に対して冷たく、それが再犯の繰り返しにつながっていると考えられることについては、以前から、この日記で指摘しているとおりです。この男も、「住まいも仕事もなく、緑内障で目も不自由」であったなら、出所と同時に生活保護が受けられるようにしてやってもよかったのではないかと思います。
それはともかく、19日の午前3時45分についたうそが、その日のうちにもう嘘だと気づかれてしまうのって・・・。「15年ぐらい前に、札幌・ススキノのソープランドで知り合った女性を、静岡県の日本平付近の山林で首を絞めて殺害した」という話も、どことなく本当にありそうな話のような気がしますが。秋田の事件でも、警察は頭から事故扱いしてろくな捜査もしていなかったようですが・・・。