なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

警察っていやらしいなぁ

銃弾は発射されず 警視庁が訂正 女子大生誘拐
2006年06月30日16時52分

 東京都渋谷区の女子大生誘拐事件で、警視庁は30日、捜査員が男に発砲されて負傷したとしていた突入時の状況について、「弾は発射されておらず、負傷はとっさに身をかがめたときに拳銃に頭をぶつけた際のもの」と発表を訂正した。引き金は引かれたが、弾は銃身に詰まったままだった。

 調べでは、監禁の疑いで逮捕された伊藤金男容疑者(49)は「銃と実弾5発を入手し、以前に1発試射した」と供述。銃を詳しく調べたところ、銃身に弾が2発詰まっていたという。試射した時の1発が発射されずに残っていたため、捜査員に向かって撃った際も詰まったらしい。

 当初、警察は、「発砲された銃弾が警官の頭部をかすめたが、警官はいさましく犯人を取り押さえた」みたいに発表してませんでしたか?
 いくらなんでも拳銃に関しては警察のほうがプロなんだから、自分の負傷が弾丸によるものか、「拳銃に頭をぶつけた際のもの」かどうかなんて、すぐわかると思いますよ。
 要するに、この警官がものすごい間抜けか、それとも単なる警察による「煽り」発表だったのか、どちらかだということですよね。明らかに後者だと思うけど。
 外国人が危険だというキャンペーンに使いたかったということなんでしょうね。