なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 女性検事正:実年齢「オープンに」 公表拒否受け法相会見

 高松地検の川野辺充子検事正(60)が就任会見で年齢の公表を拒む一幕があり、杉浦正健法相は18日の閣議後会見で「世間では女性に年を聞くのはタブー。気持ちはよく分かる」と述べながら、「法務・検察幹部の年齢は公益性が高い情報。隠すことはない。オープンでいい」との認識を示した。

 12日の就任会見で記者から年齢と生年月日を聞かれた川野辺氏は「プライベートなことなので」「女性に年齢を聞くんですか。すごいですね」などと述べ、公表を拒んだ。法務省が発表した人事異動の資料でも、川野辺氏が公表に同意せず、当初は生年月日と出身大学が伏せられていた。一部記者の指摘後、これらの情報が記載された略歴が改めて配り直された。

 リンク先には川野検事正のお写真もありますので、参考までにどうぞ。
 まあ、気持ちはわからないではないですが、大臣が言うように、検事は公益の代表者なわけで、検事正は地検のトップです。やはり公表してしかるべきだと思いますね。
 しかも、女性としては検察史上最高の出世をしている人でもあります。後進のためにも、きちんと年齢をオープンにした方が、女性検察官の励みにもなりそうですが。ついでに修習期(要するに検事になってからの年数)も公表してほしいと思います。