府中刑務所で受刑者が死亡
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050825-0019.html
東京都府中市の府中刑務所は25日、40代の男性受刑者が24日夜に死亡したことを発表した。
同刑務所によると受刑者は5月に入所した際、軽度の統合失調症と診断され、大声を出し続けたため、今月19日から保護房に入っていた。24日午後7時25分ごろ、うつぶせになったまま動かないことに職員が気付き、救急車で病院に運ばれたが死亡した。
この受刑者は直前まで体調に問題はなく、東京地検八王子支部と府中署が司法解剖し、死因を詳しく調べる。
[2005/8/25/17:03]
統合失調症とわかっているなら、明らかに病気です。病気の受刑者を「騒ぐから」という理由だけで保護房に入れてしまうから、このようなことになります。保護房というのは、受刑のための部屋であって、病室ではありません。ですから、ドクターが定期的に巡回する訳でも、看護士さんが看護記録をつける訳でもありません。
病気のためにおかしくなっているのであれば、速やかに医師が管理する病室(病舎)に移すべきです。「直前まで体調に問題はなく」なんてどうしていえるのでしょうかね。
また一人、なくならなくてもいい命が失われたような気がします。