DNAデータベース“初手柄”、わいせつ犯の余罪特定(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050720it05.htm
同データベースは、未解決事件の現場に残された毛髪や血液などから得られたDNA情報を警察庁のコンピューターで一元管理するシステム。複数の都道府県にまたがる広域事件では、相互の関連性の割り出しが困難だったが、同データベースの稼働で、瞬時の識別が可能になった。
警察庁は、DNA情報を指紋と並ぶ個人識別の決め手と位置づけ、捜査過程で容疑者から採取したDNAも、8月からデータベースに加える方針だ。
いまでも指紋などは被害者もとられます。以前、うちの事務所に泥棒が入ったときも、もちろん指紋を採られました。その指紋が、データベース化されていないという保証はどこにもないのですが、そのうち、そうやってDNAも集められ、一億総DNAデータベースができあがるという監視社会が生まれそうですね。情報流出とか、職員による興味本位の覗き見とかがないといいのですが。