なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

定員500人に653人収容/和歌山刑務所(朝日新聞)

http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2611

 和歌山市加納にある和歌山刑務所は、全国で五つある女子刑務所のうちの一つだ。同刑務所は15日、「透明化を図り、社会に信頼される施設にしたい」という趣旨で報道機関を対象にした見学会を初めて開いた。高い塀や独房(鍵のかかる単独室)など、刑務所には暗いイメージがつきまとうが、実態はどうなのか。この目で見てみようと、足を踏み入れた。

 このような出だしで始まるルポ。客観的な記述がなされていると思うので、興味があったら読んでみてください。
 ただ、この記事に触れられていない重要なことが一つ。
 和歌山刑務所には美容室があって、そこには一般の市民が通えるのです。もちろん、カットなどをするのは受刑者です。つまり、受刑者教育の一貫として、そういう美容師の資格などをとらせてもらえるし、資格を取ったら、腕試しで刑務所が運営する美容院で働かせてもらえるんですね。
 これはある意味、画期的な取り組みだと思うのですが、この点が記事に触れられていないのはなぜ?
 もしかしてアンタッチャブルな話題だったのかしら・・・?
 だったらここに書いたのはまずかった?