外国人に参政権を与えるべきか
http://www.geocities.jp/ffflash2005/sanseiken.html
id:mobachikiさんのところで知った上記FLASH。ちょっと長いです。
最近、こういう啓蒙的FLASHが多いですね。全然知らないで雰囲気だけで議論するよりも、こうした題材を見て考えることは、よい訓練になると思います。
このFLASHは、参政権付与反対の立場で作られていて、反対論者の論理としてはよくできていると思います。
ただ、惜しいのは、その「オチ」の部分。
人口の少ない自治体が在日の人に狙われたと仮定しましょう。
このFLASHは、そうなると、国内に韓国領土ができてしまような論調です。しかしながら、仮に永住外国人に地方参政権を与えても、
- 被選挙権まで日本人と同等に与えられるわけではなく、外国籍の人が首長や議員に選ばれるという事態は考えにくい(そういう条例を作っても、最高裁により違憲とされる可能性が強い)。
- 当然ながら、公務員は憲法順守義務を負うから、彼らが選挙で選ばれたとしても、在日の人間だけ有利な条例を作ることもできない。
- 警察は都道府県、自衛隊は国の管轄にあるから、在日社会が影響力を及ぼすにも限度があり、国家内国家などという事態が生じる可能性はない。
ということで、大げさに考えすぎなのではないでしょうか。