なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 逮捕の男が病死 京都拘置所 裁判官らを脅迫

 京都地検は20日、京都地裁舞鶴支部の裁判官と書記官に名前を書いた水塔婆(みずとうば)や脅迫文を送りつけた脅迫容疑で逮捕した男性容疑者(69)が、取り調べ中に体調悪化を訴え、搬送先の病院で病死した、と発表した。
 地検によると、担当検事が18日午後2時ごろ、京都拘置所で男性容疑者を取り調べようとしたところ、「おなかが痛い」と訴え、意識不明になった。救急搬送されたが約2時間後に死亡した。医師の診断では死因は「消化管の大量出血」だった、としている。地検は男性容疑者を被疑者死亡で不起訴にする方針。
京都新聞

 普通の人がこういう記事を見ると、「(悪いけど)死んでくれてよかった」と思うのでしょうか。ま、σ(^^)も、そう思わないところがないではないですが、職業的条件反射として思うのは、ちょっとタイミングが良すぎないか、ということです。意識不明になるまで放っておかれたのはどうしてでしょうか。拘置所がこの男の腹痛の訴えを十分に聞かなかったからということではないのでしょうか。あるいは、大量出血する原因は? 何らかの暴行とかはなかったのか?
 真相が気になります。