なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 丸岡受刑者と接見認めず 仙台弁護士会が刑務所に警告書

 仙台弁護士会(鹿野哲義会長)は22日、宮城刑務所に服役している日本赤軍幹部丸岡修受刑者(54)が養子の女性と接見するのを認めなかったのは人権侵害に当たるとして、同刑務所に警告書を出した。
 警告書などによると、丸岡受刑者は日航機乗っ取りの「ドバイ事件」(1973年)と「ダッカ事件」(77年)でハイジャック防止法違反などの罪に問われて無期懲役判決を受け、2000年6月から同刑務所で服役中。丸岡受刑者は自身の裁判を支援した女性と99年に養子縁組したが、同刑務所は一度も女性との接見を認めていないという。

 こりゃあコメントが難しいですねぇ。
 一般論としては、受刑者の面会はもっと自由にさせるべきだと思いますので、いまの運用(原則として親族に限る。しかも偽装結婚や養子縁組の場合はダメ)は間違っていると思うのです。
 でも、現在の運用を前提とした場合、支援者と縁組して、「親族だから会わせろ」というのは、ちょっと逸脱しているような気もします。