なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 情報管理のしかた(id:iasnaさんへ)

 弁護士の場合(というか、どのようビジネスでも同じでしょうが)、管理すべきもっとも基本的な情報は、スケジュールと、to-do項目(いつまでに何をしなければならないか)だと思います。これらを、いつでも、どこでも閲覧でき、かつ、自由に加除訂正ができる状態にしておきたいのです。
 そのためのグッズとして使っているのが、PDAであり、手帳であり、メモ帳であるわけです。まず、ベースとしては、TungstenCというPDAを使います。スケジュールの全てとto-doの大部分は、こちらに登録してあります。PCとは同期をとっていますので、加除訂正は本体とPCとどちらでも可能になっています。事務所にいるときは、常時PCを立ち上げておき、デスクトップマシン用のソフト(agendus for windows)を立ち上げています。なにかあれば、そちらを参照し、また、打ち込んでいきます。
 他方、人と打ち合わせをしながら、あるいは電話をしながらというときには、PCを使った入力が難しいので、タイムシステムという手帳や、それも使えないとき(歩いているときや出先で手帳を持っていないときなど)は、メモ帳(ロディア製のものを愛用しています)にメモします。これらの紙に書いたものは、PCに随時、入力していくようにしています。
 また、その日1日の予定や、その日じゅうにしておきたい仕事(to-do)は、タイムシステムのダイアリーに書き込みます。その際、ダイアリーだけを参照するのではなく、ロディアのメモやPDAのスケジュール、to-doを見て、その日1日にどれだけの事務をこなせる時間があるか、その時間でどれだけの作業ができるかを考えながら、その日にやれるだけの量をダイアリーのto-do欄(タイムシステムだとActivitiesとContactsの欄)に書き込むようにしています。そうしないと、やることだらけで、どれに手をつけていいかわからなくなりますし、たくさんの未済がダイアリーに残ってしまい、精神的にもプレッシャーが大きいからです。
 現在のところ、これらの作業は、夜、寝る前に行い、翌日の段取りをアバウトにたてるようにしています。
 to-doのなかには賞味期限が1日程度のごく短いもの(○○さんに電話をかける、資料のコピーをとるなど)がありますが、これらはもちろん、PCに入力するようなことはせず、タイムシステムのダイアリーに適宜、書き込んでおき、済んだらチェックマークをつけておきます。未済のものは翌日に繰り越しです。
 とまあ、こんな感じで使い分けているのですが、それでもしなければならないことの方が、時間的・物理的余裕を上回っていて、オーバーワーク気味なのが不満です。小職の場合、残業してでも片づけるというタイプではなく、先のばしにしてしまうタイプなので、ここらあたりをどう改善するかが問題だと自覚しています(^^;)。