なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

 修習生

 今の制度では、司法試験に合格した者は、1年半の間(小職のころは2年)、司法修習生という身分になり、裁判所や検察庁、弁護士事務所などで研修をします。その間は、国家公務員に準じた給与が支給されます。給料をもらいながら勉強ができるという、素晴らしい環境に置かれるわけです。やり直せるのなら、修習生のころに戻りたいとさえ思うときもあります。
 それはそうと、いまや司法試験の合格者のうち女性の占める割合は、法務省の統計によれば約25%になっています。弁護士はともかく、裁判官などは女性にも働きやすい職場だと思います。というわけで、今や女性の修習生は、昔ほど珍しい存在ではなくなってきています。
 今日、法廷で裁判官のそばに座っていた女性の修習生は、黄色いスーツをバシッときめ、イヤリングなんかのアクセサリまでしたりしていて、なかなか格好よかったです。