なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

京ポンの使い途

 京ポンとともに2日ほど過ごしました。id:Arieさんちで書かれていることに共感するところが多いです。京ポン自体は、よくできた端末だと思いますし、薄くて軽くて、液晶が綺麗と3拍子揃っています。また、もともとPHSを長く使ってきた小職としては(契約期間67カ月、その前にNTTパーソナルも)、音声の品質のよさも高く評価できると思います。PHSからケータイにかえたときは、その通話音質の相違に驚いたものです。
 で、京ポンをどういう風に活用していくか、というところになると、まだ決め手が見つからないというのが正直な感じです。webサイトがそのまま見られるというのは、やはり大きな魅力です。ですが、それは他のPDAでもできることで、京ポンでなくては駄目というシーンは少ないみたいです。今、一番使っているのは、通勤途中や、外出先でちょっとした空きができたときです。でも、テーブルがあるところならPDAでつないで書き込みもしたいです。ですので、立っているときに一番よく使います。バスや電車を待っているときや、車内にいるときでしょうか。小職の場合、田舎に住んでいるということもあり、職住近接。この時間が、思ったより短いのが難点なんです。バスの本数なども余りないのですが、そうするとかえって、少ない本数に合わせて計画的に家や事務所をでてしまうので、待ち時間が少ないんですね。昨日は、旅行代理店での待ち時間に使いましたが、もたついている間に自分の番が来てしまいました。
 ということで、機械自体はすばらしいし、軽くて薄いので、これさえあれば、とっさの役にはたつという安心感があり、しかも定額制で料金の憂いもないということで、かなり満足。のはずなんですが、ばりばり活用して元を取るぜ!というような活躍の場は、あまりなさそうな気がしているのです。
 USBでつないで機種を問わず通信可能という点も、それはそれで魅力なんですが。自分がもともと持ち物が少なく、これから初めてモバイル系にデビューしようというのであれば、京ポンから入るのも悪くないと思います。しかし、いろいろと揃っているところに割って入るとなると、ライバルが多いせいか、急場のワンポイント・リリーフ的役割になっちゃうんですよね。