なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

谷田和一郎「立花隆先生、かなりヘンですよ」宝島文庫(ISBN:4796628401)

 立花隆の本は、全く読んだこともないし、読む気も起きませんでした。理由ははっきりしたものはないのですが、どうも小職は、権威に対して懐疑的なところがあり、「知の巨人」などといわれていた立花隆を毛嫌いしていたのかもしれません。
 この本は、立花隆の本は「トンデモ本」だった、という趣旨で書かれた立花隆批判の本です。著者は、東大在学中であったそうですが、理系の人のため、批判も理系の内容がほとんど。はっきりいって完全な文系人間の当職には、その半分くらいしか理解できませんでした。それでも、やはり立花隆が適当に書き飛ばすタイプの人間であったことが窺え、立花隆を読まなくてよかった、と胸をなでおろしたのでした。立花隆も、この本が間違っていると思えば、何らかの形で反論すればいいのにね。