なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

電子辞書

 なんだが物欲にきりがなくて自分でもやや恥ずかしいのだが、電子辞書も欲しくなっている。カシオやセイコーなどが出している、辞書が丸ごと収録されたタイプのものだ。実は、嫁さんが今年の春に手に入れたのだが、彼女は英語関係の仕事をしているので、英語重視のタイプを買ったのだ。リーダース英和辞典やら、よくわからない外国の(当たり前か)英英辞典などがてんこもりなのだ。しかし、英語のド素人である当方にとっては、そのような辞書は無用の長物。それでも、英語の書物などを読むときにひょいひょいと辞書を調べることができるのは、なんとも軽快。大きな辞書は、

  1. 本棚から出す
  2. 箱から出す
  3. 本文を引く

というステップが必要だが、電子辞書では前2者が大幅に簡略化される。これは英語辞典に限ったことではなく、ちょっとした調べ物で広辞苑を引いたりするのにも当てはまる。
 そういうわけで、我が家では、いまや紙の辞書を引くことは少なくなった。
 が、しょせんは妻のものなので、勝手にカスタマイズもできないし(もっともその自由度は極めて低いのだが)、引いた言葉が履歴で残ったりするので、ちょっと恥ずかしい。何よりも、英語辞典は難しいのばかり、ということでマイ電子辞書が欲しいきょうこのごろ。
 小職の好みは、国語辞典に広辞苑以外のものが欲しいこと。理由は割愛するが、アンチ広辞苑派なのだ。新明解あたりが収録されているのが一番いいのだが、これがちょっと調べたところでは1機種しかないようで、困っている。
 また、パソコンなどにインストールして使う種類の辞書では、全文検索が可能なのが多い、たとえば「弁護士」という語を見出しや本文に含むものをいっぺんに検索できたりするのだ。これができるとできないとでは、知的活動という面で大きな差が出るように思うのだが。今のところ、電子辞書でこのような検索が可能なものは見当たらない。これももう少し様子見か。