なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

2004-10-01から1日間の記事一覧

つづき

強の字がつく犯罪といえば、強盗、強姦、強要、強制猥褻などです。これらの事件の弁護を基本的にしないのは、まさに人格を無視した犯罪で、弁護をする気が起きないものが多いからです。盗っ人にも3分の理という諺がありますが、これらの犯罪には、道理もなけ…

刑事弁護

今日は珍しく買い物ネタがありませんね。 小職は、わりと刑事弁護が好きで、よくやるのですが、「強」のつく事件はしないようにしています。

 検察官の求刑を上回る判決

大阪市内で5人の女性に対して暴行を繰り返したとして強姦(ごうかん)や強盗などの罪に問われた無職中島直人被告(34)の判決公判が1日、大阪地裁であった。杉田宗久裁判長は「女性の人格そのものを蹂躙(じゅうりん)する犯罪であり、被害は心身にわた…

魚住昭「特捜検察の闇」文春文庫:

宮本雅史「歪んだ正義〜特捜検察の語られざる真相」情報センター出版局: 東京地検特捜部といえば、政治家などの巨悪に立ち向かっていく正義の味方、精鋭検事の集団というように思っておられる方も多いでしょう。ですが、昨日の日記で触れた三井環事件や、最…