パンケーキを食べてきた話

　パンケーキとホットケーキはどう違うのか。パンケーキあるいはホットケーキはおやつなのか、主食なのか。その深遠な問に答えを求めて、今日は川沿いにあるコジャレたカフェに行ってきました。ここらあたりでパンケーキを食べようと考えるなら、たいていの人が思い浮かべるようなちょっとはやりのお店です。

　写真左側に映っているのがパンケーキ。このお店では、「パンガレット」と呼んでいます。右にあるのは海の幸のクリームコロッケ。これ以外に、パンやライスはありません。つまり、主食として食べるのがこのパンケーキです。いつまでたっても写真の腕前が上がらずに恥ずかしい限りですが、パンケーキは３枚あります。３枚重ねになっているんですね。噂では、このお店、以前はもっとたくさんの枚数を重ねて出していたようなのですが、原料価格がアップしたからなのか、それとも何か別の理由があるのかわかりませんが、今日の時点では３枚重ねで出てきました。
　さて、このパンケーキは、普通のホットケーキにように、バターを塗って（のせて）いただきます。コロッケやオムレツなどとの相性もいいみたいです。
　ここまでくると、パンケーキは主食としての役目を十分に果たしているといえるでしょう。
　ところが、話がややこしくなるのはここからで、オプションとして、アイスクリームを付けることができます。アイスクリームには、もれなく、蜂蜜かチョコレートソースか、自家製のフルーツジュレが付いてくるようで、これらをパンケーキにのせて食べると、そこからはスイーツの世界が広がります。それとなく観察していると、多くのお客さんは、最初は主食としてパンケーキをいただいたあと、やおらアイスクリームを追加で注文し、パンケーキにのっけて食べているようです。つまり、同じ食べ物が後半からはデザートに変わるという仕組みを楽しんでいるようです。
　ぼくはそこはあえて拒絶して、あくまでパンの代わりとしてパンケーキを食べ尽くしました。なかなか充実感がありましたよ。やはりこういう場所で食べるなら、スイーツとしてのパンケーキよりも、主食としてのパンケーキを追究したいものです。
　ついでに、このカフェ、川に面したところにあって、テラス席でいただくのが楽しいです。さいきん、全国の主婦向けの雑誌にも登場したとか。
　職場からも歩いて１０分程度の位置なので、今度はおやつタイムに来てみようかと思います(^^;)。

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