参考文献

　勉強会の時に紹介した参考文献のリンクを張っておこう。なんといっても、自分でも読んでないのに紹介してしまったものだから(^^;)。

ニッポンの刑務所 (講談社現代新書)

　こちらは、写真家の外山さんが長年の刑務所取材をまとめたもの。刑務所取材というのは、刑務所当局の許可がなければできないわけで、その意味では当局のプロパガンダ的な記述が見られないではない（立ち読みの限度では）。でも、かなり詳しく、当局の公式見解も踏まえて書かれているという面では、まず手元に置いて一読しておくことに無駄はないはず。

受刑者処遇読本 明らかにされる刑務所生活 (ShoPro Books)

　この人は、もとのお役人でばりばりの刑務所職員だった人。彼が所長時代にはいろんなバトルが弁護士会との間で展開されたものです。
　ということで、これも当局よりのものと思われますが、現在は現場を離れて、どこかの大学で教えておられるようなので、その意味では、学者としての問題提起などもあるのではないかとちょっと期待。ただし、こちらは店頭でも見かけたことはないので、まったくの未読。はずれ本だという予感はないのですが、もしそうだったら申し訳ありません。