なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

本の名言を共有する「inbook」が面白い件

 たまたまとある記事で知ったinbookというウェブサービスが気に入ったので紹介してみます。
 ぼくが言葉であれこれ説明するよりも、その紹介記事を読んでもらった方がわかりやすいと思うので、以下、ちょっと引用。

 「InBook」は、読んだ本のフレーズを引用して投稿し、オンラインでまとめて管理できるウェブサービスだ。読書履歴が管理できることから、ジャンルとしてはいわゆる読書管理サービスに分類されるが、書名やISBNコードで本を登録していくのではなく、その本に含まれていた印象深いフレーズを引用して記録することで読書履歴を残すという仕組みが大きな特徴だ。

[ウェブサービスレビュー]本のフレーズを引用して投稿する読書管理サービス「InBook」 - CNET Japan

 読書履歴を管理するサービスとしては、「メディアマーカー」というのが有名ですね。ぼくも便利に利用していて、買った本や図書館で借りた本、注目している本などを登録しています。このinbookは、それとは違って、気に入った「フレーズ」を自分で引用して、その引用を共有しようというものです。読んだ本で気になった言葉をメモしている「名言マニア」というのは、ぼくを含めて意外に多いのだと思いますが、これをうまく紹介したりまとめたりするのは難しいところがありました。そんなマニアックなツボをうまく突いているこのサービス、さっそく使ってみようと思います。
 面白いのは、自分が引用したフレーズをtwitterに流せるところ。twitterのタイムライン上は、引用したフレーズと、inbookへのリンクだけが流れてきます。ユニークなのは、TL上では、引用した元の書籍名や著者名は表示されないところ。つまり、流れてきた引用フレーズを、先入観なしに味わえるのです。先ほども、「なかなか良いことを言うなぁ」と感心したフレーズがありました。リンクを追って見たところ、勝間和代の本からの引用でした(^^;)。これなんか、「勝間本」だと最初から分かっていたら、半分も感心しなかったと思います。web版だと本のデータも一緒に表示されてしまうので、こういった楽しみを満喫したいならtwitterが必須。twitterの機能をうまく利用しているという意味でも、なかなかアイデアに富んだ良サイトだと思います。